【J-POP HISTORY~Still being on the Road~<SEKAI NO OWARI編2>】

カルチャー

前回は「セカオワことSEKAI NO OWARI」のデビューに至る経緯や現在の活動状況を簡単にご紹介しました。
今回は「何故今セカオワが特にティーンの支持を得ているのか」について考えてみたいと思います。
<以下、文中での敬称は略させて頂きます、ご了承下さい>

※Still being on the Road→まだ途上にあること

sekaowa04_1

「SEKAI NO OWARI CHANNEL」:https://m.youtube.com/user/sekainoowarijp


<< 「あの世界」に連れて行ってくれるセカオワ>>

sekaowa05

「Amazon」:amazon.co.jp

セカオワのLIVEに行ったことのある方はご存知かと思いますが、オープニングかアンコールに必ず使われている『スターライトパレード』。
特にアンコールの登場時には他のアーティストの場合拍手や名前のコールでアーティストを呼び出しますが、セカオワの場合は「スターライトパレードのサビを繰り返しメンバーを呼ぶ」のが恒例ですよね。

アップテンポなのにとても美しい曲、ファンタジーの世界を象徴するかのような歌詞。
どれを取っても「セカオワの代表曲の1つ」と言っても過言ではないと思います。

何故この曲はそんなに人気が高いのでしょう?

あくまでも想像ですが、今の10代の皆さんは学校や家庭内で色々問題を抱えていませんか?
ニュースを見ても日本の景気は悪いだの海外で内戦だの暗い話題ばかり…

バラエティーでは”一般人とは無関係な、成功者である芸能人が大して面白くもない話題を巻いているだけなのにガッポリ稼いでいる”という現状…
「自分たちの将来に夢が持てない人たち」の絶対数がバブル崩壊以降どんどん増えているように感じます。
最近は世代に関係なくTV離れが進んでいるといいます。TVからですら夢を見られないのであれば他に夢の見られる場所を探すしかありませんよね。

そんな”つまらない、夢のない日常”から”あの(ファンタジーの)世界”へ連れて行ってくれるのがセカオワの曲には多いですよね。
「炎と森のカーニバル」もその特徴が強い曲の1つだと思います。
曲を聞いている間は違う世界に浸り、日常に帰ってまたつまらない毎日を乗り切る為にセカオワを聞いている、というリスナーもいるのではないでしょうか?


<<「あの世界」に入り浸る事の危険性>>

sekaowa06

「SEKAI NO OWARI CHANNEL」:https://m.youtube.com/user/sekainoowarijp

ですが、「あの世界」はあくまで「架空のファンタジーの世界」です。
筆者を含め皆さん必ず”つまらない現実”に帰ってこなければならず、その中で生きていかなければいけないのです…

セカオワファンの方には聞いている方もいらっしゃるでしょうが(放送地域の問題でradikoが無ければ聞けない方もいるでしょうから…)彼らは自分たちのラジオコーナーを持っています。
(東京FM系列「SCHOOL OF LOCK!」の金曜日。詳細はwww.tfm.co.jp/lock/index.htmlに記載有り)
その中で以前、Nakajinが「銀河街の悪夢」について触れたことがあります。

聞いた方は覚えているでしょうか…?

(YouTubeにもその放送の音声があります。2014/01/22放送分の”『世界の終わり』「銀河街の悪夢」の歌詞について語る なかじん「一番泣ける曲」”というタイトルの動画?です)
この中でNakajinはあっさりと「他の曲は”物として扱える”けど~~」と言っているのです。


<<現在のセカオワと「入り浸る事の危険」を示唆するNakajinの言葉>>

sekaowa07

「Amazon」:amazon.co.jp

アルバム「Tree」の中でこの曲だけが浮いているのは明らかですよね。
「銀河街の悪夢」はまだインディーズ時代に作られた、Fukaseの内面のツラさを歌詞にした楽曲です。

インディーズ時代のセカオワ=「反骨ロック、本音語りの現実世界の住人」だった人たちですよね。
そう、今の彼ら(少なくともNakajin)にとっては「この過去の本音の歌詞が入った楽曲だけは”商品”として扱えない」ということなのです。
逆に言えばそれ以外のデビュー後の曲は「あくまでも”物・商品”として見ている」と言えるでしょう。
筆者もそうですが最近の楽曲も大好きなファンには少し悲しい発言ではありますが、彼らも実際は「つまらない現実の中で生きている普通の人達」なのです…

ただ、彼らが「一般人ではなくアーティストである」ことで「夢の世界への水先案内人の役割を果たすことが出来る」ということが救いですね。
そして実際彼らは私達を「あの世界」にいつも連れて行ってくれています。

Nakajinがチラッと漏らしてしまった(のであろう)”社会人としての本音”を理解した上で「あの世界」に行かないといつか”現実世界に絶望”してしまい全く夢の持てない人生を送る事になってしまうのでくれぐれも気を付けてほしいと思います。


<<セカオワからのメッセージとは…>>

sekaowa08

「SEKAI NO OWARI CHANNEL」:https://m.youtube.com/user/sekainoowarijp

いかがでしたでしょうか?
セカオワは自分たちの魅力を最大限に活かし人々の心を惹き付け、且つ
「自分たちが伝えたい想いを伝える段階」に来ています。

次回は「セカオワWorldを作る大変さ」と「今後伝えていくのであろうメッセージ」について語りたいと思います。


Rapis編集部

5,732 views

綺麗になりたい女性を応援するRapis編集部。 女性の知りたい、役に立つ情報をお届けします!

プロフィール

関連記事一覧